Microsoftは米国時間の5月30日、Windows 10 PC向けのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass for PC」を正式発表した。
サービス開始の時期や、利用料金などの詳細に関しては6月9日のプレスカンファレンスにて正式にアナウンスされるとの事です。
記事によると、
「Xbox Game Pass for PC」は、日本を除く海外で2017年から提供されているXbox One向けのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」のPCバージョン。Xboxチームが「あくまでXbox One向けのサービス」とする中、Microsoft CEO サティア・ナデラ氏が投資家向けの説明会でその可能性について言及し、その存在が知れ渡った。
今回発表された「Xbox Game Pass for PC」は、想定された「Xbox Game Pass」がPCにも適用されるようになる、というレベルのものではなく、まったく別のサービスとしてセガゲームス、ベセスダ、Deep Silver、Devolver Digital、Paradox Interactiveなど、75社が参画する形で、PCゲーム最大規模のサブスクリプションサービスとして展開されることになる。
「Xbox Game Pass for PC」の利用者についても、
現在ライブラリにあるタイトルについて、最大20%、そのダウンロードコンテンツ(DLC、アドオン)については最大10%の割引が受けられるサービスも行なう
との事。
PCでの世界最大規模のライブラリをようする「Steam」との新たな全面戦争も考えられるが、
Microsoftの全ゲームタイトルを統括するMicrosoft Studios改めXbox Game Studiosは、「Halo: Master Chief Collection」のほか、「Gears 5」、「Age of Empires Definitive Edition」、「Age of Empires II Definitive Edition」、「Age of Empires Definitive Edition」など、20以上のタイトルをSteamに展開する
との事。
今回日本でのサービス開始は未定とのことだが、その遅れていることにも触れており、
グローバルで単一のシステムを使っているXbox Game Passをそのまま日本でサービスすると、CEROレーティングのレギュレーションに抵触してしまう。
わかりやすくいうと、Z指定のタイトルが、対象外のプレーヤーに選択肢として提供されてしまうことを避けられない。その解決のために時間が掛かっている。
との事。
しかし「Xbox Game Pass for PC」にはそのような縛りに関しては一切ないようなので、もしかしたら日本でのサービスはそんなに遠い話ではないのかもしれない。
日本マイクロソフトからの正式発表に注目していきたい。
引用元:game watch
- 2019年05月31日